ご挨拶

Greetings
佐藤修
コンセプト・デザイナー
㈱コンセプト・ワークショップ代表
経 歴 
1964年3月 東京大学法学部卒業
4月 東レ株式会社入社
1969年12月 経済団体連合会出向
1970年6月 東レ株式会社復社 経営企画室勤務  経営計画,事業戦略,事業企画開発など担当
以降、様々な問題に取り組み、現在はよろず相談係として日本中の相談を引き受けている。


所属学会 日本構想学会、日本平和学会、福祉のまちづくり学会、エントロピー学会
所属組織 バルディーズ研究会、ローカル・ジャンクション21、科学技術倫理フォーラム、協同総合研究所 、NPO法人NeoALEX社会構想研究院、 NPO法人NeoALEX高等教育研究院

中下 大樹
真宗大谷派祐光寺僧侶、超宗派寺院ネットワーク「寺ネット・サンガ」初代代表


緩和ケア病棟(ホスピス)にて末期がん患者の看取りに従事後、僧侶・葬儀社スタッフとして、二千名以上の葬送支援を実施。著書は、ホスピスや被災地の報告『悲しむ力』(朝日新聞出版)、『あなたならどうする 孤立死』(三省堂)、『死ぬ時に後悔しないために、今日から大切にしたいこと』(すばる舎)など多数。

「死を消費する社会」から、「死を活かす社会」へ

コムケアの葬送支援事業は、
ホスピス勤務経験を持つ僧侶・中下大樹と、
コミュニティ作りや話し合いサロンを長年主催してきた佐藤修の二人が、
中心となって立ち上げる事業です。

死を要(かなめ)にして、人のつながりを育て、
平安な生き方ができるコミュニティや支え合う仕組みを作りたい。

受益者としての願望だけではなく、自分の人生とつなげながら、
みんなで話し合いながら、作り上げてゆきたい。

そしてこの活動が「安心できる社会」の一助になれたらと思います。

これは日本人の「死生観」の問題、
つまり「生き方(逝き方)」の問題に深くかかわっており、
これからの社会のあり方を考えることにつながっていると考えます。

「生き方(逝き方)」を考えることこそが、
福祉の要ではないでしょうか。

ぜひ、ご自身の葬儀について思いを巡らせ、これを機に、
自らの人生を問い直してみませんか?

思い残しのない人生に仕上げることが、個人の満足だけでない、
社会を豊かにする活動につながると信じています。